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不倫が原因で離婚する夫婦は少なくありません。そこにはさまざまな理由があり、どちらが離婚を切り出すかについても夫婦によって異なります。
このページでは、男女間のトラブルや問題解決法についてよく知るAnnalieseさんに、不倫による離婚のことをお尋ねしたうえで、
- 不倫をする原因は、夫と妻でどんな違いがある?
- 不倫で離婚にいたる原因として挙げられること
- 不倫が原因で離婚危機に陥った際に、夫婦関係を修復する方法
- 夫婦いずれかの不倫が原因で離婚を考える場合、夫婦間で決めておくべきこと
- 不倫が原因で離婚を考えるときに相談すべき専門家
- 不倫が原因で離婚したあと、幸せになれる?
をお伝えしていきます。不倫によって離婚しそうな人は、要チェックです。
不倫をする原因は、夫と妻でどんな違いがある?
不倫をする理由は男性と女性で異なります。原因を知ることで問題点が明確になるので、把握しておきましょう。
夫が不倫をする原因
夫が不倫をするときには、妻とのセックスレスが原因になっていることが多いです。男性のほうが、女性と比べて性欲が強い人が多いため、結婚生活でセックスレスになると、ほかの女性で性欲を発散したくなる傾向があります。
また、家庭に癒しがないことで不倫する男性もいます。結婚後に妻の態度が変わったり、きつく当たられるようになったりすると、男性は家に帰ってきても疲れがとれません。そのため、癒してくれるほかの女性と遊ぶようになるのです。
妻が不倫をする原因
妻が不倫をするときは、夫だけで満足できなくなるケースが多いもの。いつも同じようなセックスだったり、夫だけが気持ち良さを得られるセックスだったりすると、妻は不満がたまります。その結果、不倫をするようになるのです。
また、「いつも家にいて家事などをしているのに、夫は褒めてくれない……」という寂しさを感じて不倫をする妻もいます。誰でも人から認められたいと思っているため、思いやりのある言葉が夫からかけられないことで寂しいと感じ、ほかの褒めてくれる男性と一緒にいたくなるのです。
不倫で離婚にいたる原因として挙げられること
不倫が離婚の原因となる場合、大きくわけてふたつのパターンが考えられます。もしものときに備えて、両方のケースを確認しておきましょう。
不倫相手に本気になってしまった
不倫で離婚にいたる場合として考えられるのは、不倫をした側から離婚を切り出すケースです。これは自分が不倫をして、そのまま不倫相手のことを愛してしまったため、もうパートナーを愛せなくなってしまった場合に生じます。その結果、不倫相手と再婚するために離婚にいたるのです。
相手の不倫を許せない
不倫をされた側が相手が不倫をしていると知ったときです。不倫をされると、誰でも良い気分ではありません。悲しくなったり、怒ったりするのは当然です。
中には、もう相手のことを許せなくなる人もいるでしょう。その結果、一生一緒にいるのは無理と判断し、離婚にいたるのです。
不倫が原因で離婚危機に陥った際に、夫婦関係を修復する方法
不倫が発覚したけれど離婚したくない場合は、夫婦関係を改善する必要があります。夫婦関係を良くする方法は、以下の2点です。
不倫したことをしっかりと謝る
不倫によって生じた離婚の危機は、不倫した側が誠心誠意をもって相手に謝罪することで、夫婦関係を改善できる場合があります。不倫をしたことは、そう簡単には許されません。しかし、相手によっては不倫した側がしっかりと謝り、もう二度と不倫をしないと誓うことで夫婦関係を修復できるケースもあるのです。
不倫した理由を明確にして夫婦で協力して解決する
不倫が原因で離婚のリスクが高まっている場合、不倫してしまった原因を知ることが重要です。不倫をしたのは悪いことですが、その原因には家庭での居心地の悪さやセックスレスなどの原因があったのかもしれません。これらの原因で不倫をした場合には、お互いに歩み寄ることで改善できる可能性があるでしょう。
そのためにも、まずは夫婦で話し合うことが大事です。
夫婦いずれかの不倫が原因で離婚を考える場合、夫婦間で決めておくべきこと
不倫が原因となる場合、勢いで離婚をしてしまう人もいます。ですが、あとで困ってしまう人も少なくないので、夫婦で決めておくべきことを把握しておいてくださいね。
親権
不倫による離婚で子どもがいる場合、どちらが親権をもつのかを決めておきましょう。話し合いで決めることも可能ですが、どちらも親権をもちたい場合には、調停離婚になるケースもあります。
この場合、母親が有利になる確率が高いのですが、父親が親権を勝ち取るケースもあるので、親権について調べておくことをおすすめします。
【弁護士監修】離婚時に必ず取り決めるべき親権について解説!
養育費の金額・支払い期限
不倫をされて、頭に血がのぼったまま離婚となると、話し合いもせずに離婚成立となることがあります。その前に、養育費の金額や期限について、しっかりと話し合っておきましょう。離婚後に養育費の請求をしても、話し合いに応じてもらえないケースがあるので、事前に話し合っておくことが大事なのです。
【養育費について考えてみよう】養育費の基本知識
不倫が原因で離婚を考えるときに相談すべき専門家
相手が不倫したことを理由に離婚する際には、状況に応じて専門家の力を借りることをおすすめします。少しでも有利に離婚するためにも、しっかりと見ておいてくださいね。
不倫の証拠を十分に集められない場合
不倫が原因で離婚する際には、証拠をもっているかどうかが重要です。不倫されているとわかっていても、証拠が不十分だと離婚する際に有利になるかどうかはわかりません。そんなときには、探偵に調査をお願いしましょう。
不倫の証拠を出せるようにしておけば、裁判になったときには、あなたが有利に立てます。そのため、不倫の証拠を集めておくことが大切なのです。
慰謝料・財産分与などの法的なサポートを受けたい場合
離婚では、数多くの法的な手続きが必要になってきます。不倫をされたことに関する慰謝料や財産分与、子どもがいる場合には親権などについても決めなければいけません。
そんなときには、法律のプロである弁護士に相談をすると良いでしょう。どれだけの金額をもらえるかなどを判断してくれます。
不倫が原因で離婚したあと、幸せになれる?
不倫が原因で離婚する場合には、その後の人生で幸せになれるかどうかが気になるもの。不倫をした側と不倫をされた側の将来には、いったいどんな傾向があるのかを見てみましょう。
不倫をした側は、離婚しても幸せになれないことが多い
不倫をした側は、一時的に不倫相手と一緒になることができ、幸せを感じることができるでしょう。しかし多くの場合、不倫相手と結婚にいたることはないとされています。また、結婚したとしても離婚する可能性が高いので、幸せになれるとは限らないです。
不倫をされた側は、うまく離婚を乗り越えられれば幸せになれる
不倫をされた側は誠意のない相手と別れて、スッキリすることでしょう。離婚後はツライかもしれませんが、経済面などでの苦労がなければ、精神的には楽になります。また、新しい人との出会いもあるため、いい人と出会えれば幸せになれるでしょう。
まとめ
不倫をする原因は多くの場合、夫と妻で異なります。この理由を明らかにすると、夫婦関係の改善につながることがあるので、しっかりと把握しておきましょう。
それと同時に、不倫がきっかけで離婚する際の状況や、夫婦関係を改善する方法も押さえておいてください。離婚のリスクを減らすために役立つはずです。
どう頑張っても離婚を避けられない場合には、冷静になって話し合い、今後のことを決めてください。必要に応じて離婚の専門家に相談することを検討しながら進めると、さらに良いスタートを切れるでしょう。
お互いや子どものため、しっかりと考えて良い決断をしてくださいね。
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