離婚で子供を悲しませたくない!子供への悪影響とケア方法はコレ!

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離婚を決意したとき、子供の今後に頭を悩ませる親は少なくありません。「どんな風に離婚について伝えるか」や、「どうやって育てていくか」など、考えるべきことはたくさんあります。今回は、心のケアに精通している桔梗さんに、子供を持つ親として離婚前に知っておくべきことなどについて、教えていただきました。

この記事では

  • 子供を持つ親が離婚を検討する際に知っておくべきこと、考えておくべきこと
  • 子供に離婚を伝えるときに気をつけること
  • 離婚が子供に及ぼす影響とは?
  • 離婚によって子どもが抱く心理とは?
  • 離婚によって子供に悪影響があるかもしれない場合のケア方法

をお伝えしていきます。離婚するにあたって、子供への接し方に悩んでいる人や、子供の将来に不安を感じている人は、ぜひご覧くださいね。

子供を持つ親が離婚を検討する際に知っておくべきこと、考えておくべきこと


子供を持つ親が離婚を検討する場合、大きく分けて3つのことを考えておく必要があります。子供のためだけでなく、お互いのためにも、それらをしっかりと押さえておくことが大切です。さっそく、見ていきましょう。

親権

子供がいると、父親と母親のどちらが子供を引き取るべきなのかを考える必要があります。基本的に子供の年齢が低い場合は、母親が親権を取る場合が多いのですが、母親のほうに経済力がなく、明らかに子供を育てていくのが困難な環境となる場合は、父親が親権を取ることになるでしょう。

ただし、父親の暴力が原因で離婚となる場合のみ、子供の安全のため、親権は母親に渡されます。また、子供が15歳以上の場合、どちらの親元に行くのかについての決定権は、子供にあるということも知っておきましょう。

養育費

基本的に養育費は、子供を引き取った親のほうが少ない収入だった場合に、収入が多いほうの親から支払われる決まりとなっています。養育費の支払い期間は、子供が20歳になるまでです。子供を引き取った親のほうが収入が多い場合は、養育費の請求はできないので気をつけましょう。

また、養育費をいくらもらうかについても、事前に決めておく必要があります。一般的に調停などで決められるのは、子供が進学するときにかかる費用の半額負担と、月々の養育費です。しかし、相手の収入額により、小額しかもらえない可能性もあるので注意しましょう。

面接権


子供を引き取らなかったほうの親は、離婚後、子供に会うために面接権を書面に残しておく必要があります。それはあとから、子供に会わせてもらえないなどのトラブルを避けるためです。養育費の取り決めや面接権に関しては、口約束ではなく、公正証書に残しておいたほうが無難でしょう。

子供に離婚を伝えるときに気をつけること


子供にとって、親が離婚をするのはとても重大なこと。だからこそ、離婚することを子供に伝える際には、気をつけなければなりません。どのような点に注意すれば良いのか、具体的には以下のとおりです。

「あなたは何も悪くない」と子供に伝える

子供は両親の喧嘩や仲が悪いことに関して、「自分が良い子じゃないからだ」などと、自分のせいだと思い込んでしまう傾向があります。そのため、「離婚する原因は私たち夫婦の問題で、決して子供のせいではない」ということをハッキリと伝えましょう。

間違っても、「あなたのために離婚するのよ」などと言って、離婚の理由を子供のせいにするようなことは、絶対にしてはいけません。

パートナーの悪口を絶対に言わない

離婚する以上、夫婦としての愛情は冷めきっていることはわかりますが、子供にとってはどちらも大切な父親であり母親です。夫婦間であった揉め事やトラブルなどは、子供にはまったく関係ないので、子供にパートナーの悪口を言うのは絶対にやめましょう。

「離婚後も親であることは変わらない」と子供に伝える


離れて暮らすほうの親は、子供と接触する機会が減り、子供は会いたいときに父親(母親)に会えないため、寂しい思いをすることになります。そのため、「離れて暮らしても、あなたへの愛情は変わらない」ということを子供に伝えて、安心させてあげましょう。

離婚が子供に及ぼす影響とは?


離婚は子供の一生を大きく左右する可能性があるもの。実際のところ、子供にどんな影響があるのかを把握しておくことが重要です。

「見捨てられるのではないか」と不安を持つようになる可能性がある

たとえ、離婚の原因に子供が関係なかったとしても、片方の親がいなくなってしまうという経験は、「捨てられたのではないか」と感じるような精神的不安を子供に与えます。そのため、今一緒に暮している母親(父親)からも、「また捨てられるかもしれない」という不安感を無意識に持ってしまうのです。

この不安は、大人になってからも深く潜在意識に残っているため、恋愛や結婚がうまくいかなくなる可能性が高まります。

成績が落ちる可能性がある


離婚後に、「見捨てられるかもしれない」という不安を感じると、勉強に集中できなくなることが多く、子供の成績が落ちることがあります。とくに、受験シーズンや進学前、進路を決める前などのタイミングで離婚してしまうと、子供の人生に悪い影響を及ぼす危険があるので、注意しましょう。

愛情や結婚について疑問を持つ可能性がある

子供にとって一番身近にいる両親は、いわば恋愛や結婚生活のお手本です。そのため、両親が離婚してしまうことによって、「永遠の愛なんてないんだ」とか、「結婚する意味ってなんだろう?」と疑問を持つようになり、結婚することに魅力を感じなくなるケースが多いのです。

離婚によって子どもが抱く心理とは?


離婚をすると、多かれ少なかれ、子供の気持ちに影響を及ぼします。この心理を把握しておけば、むやみに子供の心を傷つけることなく、寄り添ってあげることができるでしょう。そこで、離婚によって子供が抱く心理について、まとめました。

今後の生活への不安

とくに、離婚したことによって、引っ越しや転校の必要がある場合には、子供が小学生にもなってくると、何となく状況がわかってしまいます。そのため、親が離婚をしたことで、「この先、ちゃんと生きていけるのだろうか」と、生活に不安を感じるのです。

片方の親と会えない寂しさ

これまでずっと一緒に過ごしてきて、当たり前のように自分のそばにいた父親や母親と、離ればなれになるのは、とても寂しいものです。離婚後にも会えるとなったとしても、それまでのように毎日会うのは無理でしょう。離婚をすると、今までの生活環境とは一変するため、子供に対する心のケアが大切なのです。

離婚して安心する


両親が毎晩のように喧嘩ばかりしていた場合には、「離婚して安心した」と感じる子供もいます。毎晩のように続く両親の怒鳴り声は、子供にとってとてつもなく不安になり、大きなストレスになります。

いつまで続くかわからない両親の争いに心をかき乱されていた子供の場合、親が離婚したことによって、ようやく終止符が打たれたと感じ、ホッとするのです。

離婚によって子供に悪影響があるかもしれない場合のケア方法


離婚をすることで、子供の将来が暗いものになってしまうのは、できる限り避けたいですよね。片親だけで子供を育てていく際には、どんなことに注意して子供に接すればいいのでしょうか?そこで、離婚によってできる限り子供に悪い影響を及ぼさないためのケア方法について、お伝えします。

子供と気持ちのすれ違いが起こりやすい

離婚をすると、親は生活のために仕事と家事に忙しくなり、子供と接する時間が減ってしまうので、どうしてもコミュニケーションが不足しがちです。子供は甘えられなくて寂しくても、「親に迷惑をかけないように」と強がる傾向があります。そのため、休日はなるべく子供と一緒に過ごして、寂しさを解消してあげると良いでしょう。

子供が学業に励むための時間に支障が出やすい

子供がある程度大きいなら、親が仕事でいないあいだに、子供が家事を手伝うこともあるでしょう。また、子供が高校生なら、家計を支えるためにアルバイトに出る可能性も高く、部活や勉強に思う存分、時間を使えなくなってしまいます。

これらのことから、子供の将来のためにも、なるべく負担を減らすように心がけ、日頃のお手伝いに関しては、感謝の気持ちを伝えましょう

まとめ

子供を持つ夫婦が離婚するにあたっては、親権や養育費、面接権といった具合に考慮すべき要素が複数あります。我が子にとって、夫婦にとってどうするのがベストなのか、冷静に判断しましょう。

また、夫婦が別れることによって、家族の生活環境が一変します。子供には、精神的に経済的になど大なり小なり影響を及ぶのは避けられません。親として子供にしっかりと愛情を注ぎ、できるだけ負担をかけることなく、子供が協力してくれた部分についてはありがとうの思いを言葉にするのを忘れないでください。

そして、そうすることにより夫婦にとって、子供にとって離婚は間違いだったとならないようにしましょう。

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