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不倫は不法行為で、発覚すれば離婚や慰謝料といったトラブルに発展し得るもの。しかし、それでも手を出してしまう人が後を絶ちません。
今回は、不倫について詳しく知っている桔梗さんから、
- 既婚者なのに不倫の出会いを求める理由
- 不倫相手との出会いの場として考えられる場所
- 出会いの場によって異なる不倫相手の特徴の違い
- 既婚女性が不倫相手に求めること
- 既婚女性は不倫相手とどんな関係を築きたいと考えているか
これらのことについて教えていただき、内容をまとめました。ぜひチェックしてみてくださいね。
既婚者なのに不倫の出会いを求める理由
不倫をする人のなかには、自ら進んで出会いを求める人がいます。なぜパートナーがいるのに不倫相手を探すのか、読み解いていきましょう。
夫婦関係のマンネリ化
結婚した当初は、ハッピーな気持ちで新婚生活を送る人が多いでしょう。しかし、結婚生活は長いものなので、何年も同じような日々を送っているうちにマンネリを感じてきます。そして、次のような理由へとつながっていって、出会いを求めてしまう人がいるのです。
刺激が欲しくなる
多くの場合、夫婦間での愛情が冷めてくることが原因ですが、なかには刺激欲しさに出会いを求める人もいます。パートナーに不満を感じているわけでもなく、夫婦仲は良いはずなのに出会いを求める人は、刺激を求めているといえるでしょう。
セックスレス
女性は結婚して子どもを産み母親となると、女性として見られる機会が少なくなる傾向があります。妊娠していたり子育てに奔走していたりすると性欲が弱くなる女性も多いため、夫が欲求不満となり、外に出会いを求めてしまうのです。
反対に女性のなかには、子育てが落ち着いてきた頃に性欲が強くなってくる人もいます。ですが、その頃には夫の性欲が減退していることも珍しくなく、妻が欲求不満になることも。このような理由で妻が夫以外の相手との出会いを求めることがあります。
自分を女性として見てくれない夫ではなく、女性としての魅力を感じてくれるほかの男性を求めてしまうのです。
不倫相手との出会いの場として考えられる場所
不倫をする人は、どこで相手を見つけているのでしょうか?出会いが生まれやすい場所について、チェックしていきましょう。
出会い系サイト
昔と違い、今はスマホの普及により誰でも気軽に、簡単にインターネットが利用できますよね。それと同時に、出会い系サイトも増えています。例外はあるものの、出会い系サイトは異性との出会いを求めていない人がいないので、手っ取り早いのがウケて多くのユーザーに利用されています。
SNS
TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSでは、共通の趣味を持つ人や考え方が似た人とつながりを持ちやすいので、意気投合することにより実際に会う人も少なくありません。会ってみるとさらにお互いの魅力に惹かれてと、関係が発展していくことがあります。
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同窓会
同窓会は、初恋の人や元恋人が来て再び親しくなるケースがあります。また、久しぶりに会った友達と話が盛り上がって、以前よりも親密になることは珍しくありません。ほかにも、昔は絡みがなかった人が魅力的になっていて、その人とつながりができることも。
出会いの場によって異なる不倫相手の特徴の違い
出会う場所によって、相手の特徴は異なります。その一方で、共通するところもあるので確認しておきましょう。
出会い系サイトで出会う場合
出会い系サイトの“出会い”には、いろいろな意味が含まれています。婚活色の薄い、恋愛に対する真剣度の低いサイトはとくに、ただ遊びたいだけ、性的欲求を満たしたいだけで利用しているユーザーが多いでしょう。利用するとしたら、どんな傾向を持つサイトなのか見極める必要があります。
SNSで出会う場合
同じ趣味や価値観を持つ人との出会いを求める傾向がありますが、なかには先述の出会い系サイトの話と同じように、ただ遊びたいだけの人や、身体目的だけの出会いを求めている人もいます。SNS上でさほど交流もなくよく相手のことも知らないのに、すぐに2人きりで会おうとする人は、性的欲求を満たしたいだけの可能性が高いでしょう。
同窓会で出会う場合
一夜だけですぐに間違いだったと気づくなど、一時的にだけ燃え上がる人もいれば、割り切った関係を続けようとする人もいます。もちろん、本気で恋に落ちる人もいますし、「一回だけ肉体関係になれればいい」と体目的の人などさまざまです。
ほかにも、交流が断たれていたケースだけでなく、SNSなどでは交流が続いていた中で、同窓会をきっかけに不倫関係が成立するようなパターンもあるでしょう。
既婚女性が不倫相手に求めること
結婚生活に満足している女性は不倫なんてしません。では、不倫をする既婚女性は不倫相手になにを求めているのか……。チェックしていきましょう。
恋愛でしか味わえないときめき
結婚生活が長くなると、相手にときめくことは少なくなりがち。平凡な毎日に退屈さを感じる人もいます。そのため、夫以外の男性を好きになることによりドキドキしたり、ときめきを得たりしたいために不倫する人もいるのです。
優しく大切に扱われたい
結婚してから数年が経過すると、新婚時代は優しかった夫が素っ気なくなることがあります。夫から相手にしてもらえなくなると、女性は寂しさを感じるようになり、ほかの男性に優しさを求めるようになるのです。
話を聞いてほしい
ご近所のことや嫁姑問題、また子どものことやママ友関係など、さまざまなストレスや悩みを抱える既婚女性はたくさんいます。しかし仕事が忙しいことなどを理由に、夫がろくに話を聞いてくれないと不満を感じてしまいがち……。
そんなとき、自分の話を親身に聞いてくれる男性が現れたら、気持ちがグラッと揺らいでしまい、不倫にはまってしまうのです。
既婚女性は不倫相手とどんな関係を築きたいと考えているか
家庭を守りたいと願う女性は多く、その気持ちが不倫相手との関係構築の仕方に影響します。詳しく見てみましょう。
寂しさを紛らわせてくれつつも、割り切った関係
既婚女性は、不倫相手に心の寂しさを埋めて欲しいと願っています。その一方で、家庭を壊してまで不倫に没頭しようとする女性は少なく、割り切った関係を望んでいるといえるでしょう。
今の家庭生活を保ったまま、新鮮な恋愛のドキドキ感を楽しみたいと思っている女性がほとんどといっても過言ではありません。ただ、不倫相手のことを好きな気持ちもまた本心。家庭の安心感と不倫のドキドキ感の両方を求める欲張りなところが、自分に都合の良い距離感で付き合いたいとの思いにつながるのです。
お金を負担をしなくてもいい関係
毎月のお金の管理に苦労している既婚女性は少なくありません。とくに子供がいると、自分の好きなようにお金を使えなくなりがち。そのため、不倫相手とのデートでいつもよりもおいしい食事をしたり、普段は味わえないゴージャスな雰囲気を楽しんだりしたいと思うことが多いのです。
普段の生活とはまったく異なる時間を不倫相手と過ごすことで、心を満たそうとしたり、いつもの金銭的なストレスから解放されたいと思ったりする女性は、お金を負担しなくてもいい関係を望みます。
まとめ
出会い系サイトやSNSの利用、同窓会への参加で異性と知り合い、不倫関係になるケースは多いです。ただ、女性と違い、男性は性的欲求を満たすことだけが目的のケースも珍しくありません。
いいなと思って不倫に手を出してみたものの、フタを開けてみたらホテルに行くだけといった関係になるかもしれず、バレて離婚、慰謝料請求などの心配もある不倫。不法行為であることは間違いないので、安易に不倫に足を踏み入れないように気をつけましょう。
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