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不倫は、その秘密の関係を楽しめる人もいますが、多くの人が、「既婚者と付き合うなんてとんでもない!」という考えを持っているでしょう。では、そのような人がもし既婚者に告白された場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
この記事では、不倫のさまざまなケースを見てきたAnnalieseさんから伺った話をもとに、
- なぜ既婚者なのに告白をしてくるの?
- 不倫を前提に告白されたとき、それが本気の告白の可能性はどのくらいある?
- 既婚者から不倫を前提に告白されたとき、関係を傷つけずに不倫を回避する方法
- 何が起きる?既婚者と不倫関係に陥ったときのリスクやトラブルとは
これらのことについてまとめました。ぜひ、参考にしてみてください。
なぜ既婚者なのに告白をしてくるの?
普通の倫理観を持っていれば、既婚者が配偶者以外の女性に手を出すのは、いけない行為です。それでも自分の配偶者以外の人に惚れてしまう人は、一体どのような心理状態なのでしょうか。
遊びの関係を築きたい
不倫関係を求める人で見られるのは、妻以外の女性と遊びたいという考えの人です。家庭や仕事などの現状に不満はないけれど、息抜き程度に若い女性と遊んでいたいという人は、配偶者以外の女性にも告白します。
告白する人のなかには、セックスのみが目当ての人もいることでしょう。この場合、不倫相手が自分のことをどう思っているかは関係ないという考えの人が多いです。
本気で惚れてしまった
純粋に配偶者以外の女性に惚れてしまった場合、その人は自分が既婚であっても告白という手段をとります。この場合、夫婦関係が冷え切っている人が多く、配偶者に魅力を感じなくなっている例が多いです。
しかし、なかには、家庭円満であっても本気でほかの女性に心を奪われるケースもあります。人を好きになると冷静さを失い、自分が既婚者であるという立場を考えずに、告白してしまうのです。
不倫を前提に告白されたとき、それが本気の告白の可能性はどのくらいある?
既婚者からいきなり告白された場合、その人の気持ちは遊びなのか?本気なのか?告白された側は困惑することでしょう。告白の本気度がどうなのか知るには、既婚者の結婚生活に注目すると見えてきます。
幸せな夫婦関係・家庭を築いている場合
既婚者が告白する場合、遊び半分で軽い気持ちであることが多いでしょう。
この場合、口がうまい人は、「本当に君のことを愛している」などと、思ってもいない都合の良いことをいうかもしれません。しかし、多くの場合は告白した時点で、「既婚者だけどそれでも良ければ」と遊びの関係に合意を求めてくるでしょう。
これが本気であれば、最初から今の配偶者との離婚の話を持ちかける、あるいは、夫婦生活の愚痴を不倫相手にこぼすでしょう。しかし、夫婦・家庭が円満な場合、あくまで割り切った関係なので、不倫相手と一緒にいるあいだは、配偶者や家庭の話は持ち込まないことが多いです。
夫婦関係・家庭が破綻している場合
今の夫婦関係が破綻している場合、告白した時点で結婚前提の気持ちが強いのかもしれません。あるいは、最初は割り切った関係でいても、徐々に不倫相手に気持ちが傾いて、離婚する意思が強くなるパターンもあるでしょう。
夫婦関係や家庭の愚痴が多い場合、その傾向が見られます。不倫相手に対してマメに連絡をする人は、本気度が高いかもしれません。

既婚者から不倫を前提に告白されたときの回避方法
とくに、既婚者で会社の上司に告白された場合、簡単に断るのは難しいでしょう。では、告白されたとき、どのような対応をすれば良いのでしょうか。
すでに恋人がいると伝える
断る方法のひとつは、すでに彼氏がいると伝えることです。告白されたことが本当に迷惑だった場合、あるいは、向こうが本気モードだった場合は、彼氏がいなくてもいると断言するといいでしょう。
彼氏がいないのにいると嘘をつきたくないときは、好きな人がいると伝えるのもいいかもしれません。すでに彼氏がいれば既婚者も、「それなら仕方ない」と諦めがつくことでしょう。この断り方は相手を否定するわけではないので、既婚者をそれほど傷つけることがない、うまいかわし方です。
すでに結婚を考えている
真剣に結婚を考えていることを伝える方法があります。既婚者が遊びで告白してきた場合、近い将来相手も既婚者になれば遊びの関係は難しいと考えるでしょう。
また、既婚者は相手が独身であることに魅力を感じているケースもあります。相手も結婚願望があると知ったとたん冷めてしまう既婚者もいるので、結婚アピールは効果的といえるでしょう。

既婚者と不倫関係に陥ったときのリスクやトラブルとは
既婚者との不倫も楽しいかもしれないと思っている人は、不倫がバレたときのことを考えたほうがいいでしょう。いくら遊び半分ではじめても、バレた途端にいくつものリスクやデメリットが現実化する恐れがあります。
人間関係の破綻
不倫がバレると友人と疎遠になる可能性があります。不倫関係をバレずにうまくやっている人も、身近な友人に秘密の関係を持っていると話す人もいるかもしれません。
しかし、そのような噂は広まりやすいので、あっという間に友人間に知られる可能性もあるでしょう。一般的に不倫は反道徳的な行為というイメージが強いので、友人たちから軽蔑の視線で見られて、相手にされなくなる恐れがあるのです。
職場でのトラブル
友人関係であれば私生活の出来事なので、それほどダメージがない人もいるかもしれません。しかし、同じ職場での不倫の場合、会社側から人事異動や遠い支社への転勤、いわゆる左遷という処遇を課せられることもあり、最悪、解雇もあります。
また、解雇にならなくても職場内で白い目で見られて居心地が悪くなり、自主退職をする人も少なくありません。
不倫相手の夫婦関係・家庭の崩壊を招く
不倫がバレると、自分だけでなく既婚者の家庭にも悪影響を与えるでしょう。既婚者が配偶者以外の女性と関係を持つことは、配偶者とその家族への裏切り行為となります。
そのため、多くの夫婦は離婚を選び、夫婦関係・家庭は崩壊の道を辿るのです。不倫の当事者だけが苦しい思いをするだけでなく、それ以外の人も辛い思いをするのが不倫発覚時の特徴です。
慰謝料の発生
不倫カップルの一方が既婚でなくても、慰謝料を請求されるケースがあります。慰謝料は、既婚者だけではなく、既婚者と関係を結んだ人も請求対象です。
慰謝料の支払いを拒んだとき・請求額に納得がいかないときは、裁判にまで発展するケースもありますが、勝つことは難しいといえます。私は独身だから相手の家庭は関係ないと、のんきに構えてはいけません。

まとめ
「不倫・浮気は絶対ダメ!」という考えの人は、既婚者が告白して不倫関係を希望するという心境は理解できないでしょう。もし、既婚者から告白されたときは、相手がどういう心境なのかということを、冷静に分析することが大事です。
分析により、どう対処するかが見えてくるでしょう。断る場合には、角が立たないように気をつけて。また、既婚者が魅力的だと告白に応じてもいいかもと思うかもしれませんが、不倫がバレたときのダメージをよく考えましょう。