【コロナ離婚】離婚した方が良い夫婦、離婚しない方がいい夫婦とは

2020年1月。ダイヤモンドプリンセス号より注目を浴び始めた新型コロナウイルス。

同年4月には、戦後はじめて日本で緊急事態宣言が発出されました。

マスク着用に、経済の落ち込み。さまざまな影響がみられますが、家庭内の不和のきっかけにもなっています。

今回はコロナと離婚について考えていきたいと思います。

コロナ禍によるリモートワークによって夫婦関係は悪化するのか

2020年は、新型コロナウイルスの影響によって、従来の生活スタイルから新しい生活にシフトする年であったと感じる方が多いのではないでしょうか。

例えばマスクの着用、リモートワーク。いたるところでアルコールが設置され、飲食店にも透明な衝立を設置するお店が多くなりました。

また、公共の場での大声の制限、ソーシャルディスタンスをとることなどと、多くの新しいマナーや常識が出来、社会に浸透しつつあります。

そんな新しい日常のなか、一時期「コロナ離婚」という不穏なキーワードが、SNSのトレンドになりました。

コロナ離婚とは、リモートワークの増加や外出自粛によって家族と一緒にいる時間が増えたことで夫婦内に不和が生じ、離婚してしまうことを指します。

家庭内の不和が大きく取り上げられる一方で、家族と一緒に居る時間が増え、夫婦関係が好転した方の割合も決して低くはありません。

コロナ禍に限らず、大きな災害に直面すると従来の生活を見つめるきっかけになります。考えた結果、従来抱えていた夫婦の問題が顕在化し、離婚したくなったり、反対に夫婦で協力して問題に立ち向かい、関係が円満になったりすることがあります。

同じようなトラブルを抱えていたとしても、夫婦の向き合う姿勢によって全く違う結果になる可能性があるのです。

夫が家にいる時間が増えても、家事や育児を手伝ってもらえるとは限らない

コロナ禍によって夫の家にいる時間が増えた家庭は少なくないでしょう。そこで期待するのが、「夫の家事や育児をする時間が増えるのではないか」と言うことです。

確かに、家にいるのであれば、育児や家事への参加率が増えると期待しても無理はありません。

しかし、残念ながら夫と一緒に居る時間が増える夫の家事や育児の実働時間が増えるというわけではありません。

夫が家にいるのにもかかわらず、家事や育児は妻に偏重している家庭が、コロナ禍によって夫婦関係が悪化してしまったのではないかと考えられるのではないでしょうか。

離婚を検討した方が良いケース

コロナ禍によって、夫婦関係が悪化したすべての方が、離婚に進むわけではありません。

しかしながら、コロナ禍によって顕在化したトラブルによっては離婚を検討した方が良いこともあります。考えられる問題としては、以下のようになります。

  • 妻に対し暴力や暴言をふるうようになった
  • 子どもに身体的、精神的な暴力をふるうようになった

リモートワークなどにより、外出が減る生活は、案外ストレスがたまるものです。出勤のため車を運転したり、電車に乗ったりする時間は、通常無駄だと感じる方が多いかもしれませんが、案外リフレッシュとなっているケースがあります。

ストレス解消する時間が減ると、当然のことながらストレスが溜まります。ストレスがたまると、怒りっぽくなり、破壊衝動を覚えるひとも少なくなりません。

破壊衝動を爆発させると、身近な人、つまり妻や子どもへの暴力や暴言に発展することがあります。

暴力は決して許してはいけません。ストレスが溜まっているから、疲れているから、コロナ禍だからと言って、受けた暴力や暴言を許してしまうと、「理由があれば殴ってもいいのだ」「暴言を吐いてもいいんだ」と相手方が自身の行動を正当化してしまう可能性があります。

どんな理由があったとしても、暴力や暴言を許容する態度をとらないようにしていただければと思います。

コロナ禍において、緊急事態宣言が発出されると、学校等外部からの通報ができなくなるため、家庭内暴力や虐待の数自体は減少しているように見えます。しかし現実的に言うと、リモート疲れや新型コロナウイルスの流行によるストレスによって、増加傾向にあるとされています。

実際2020年5月~8月に配偶者暴力センターやDV相談プラスに寄せられた相談は、前年同月比より約1.5倍の件数だったそうです。

また児童虐待に関しても、児童相談所へ寄せられる相談が、軒並み増加傾向にあるとのことでした。

子どもの虐待は、受けた子の今後の人生に大きな影響を与えます。自身が受けた暴力等の行為を他人におこなうことでストレス発散するような暴力的な性格になったり、暴力を受けることにおびえ、極端に臆病な性格になってしまう可能性があるのです。

そのため、我慢するのではなく警察に連絡してしまっても良いかもしれません。暴力は家族間であっても、傷害等、犯罪として認められるケースがあります。

たとえ、コロナ禍で外出自粛や移動自粛等がかけられていたとしても、「暴力から逃げる」、「暴力のことを相談する」と言ったことは、不必要な外出等ではありません。

むしろ緊急性があり、最悪の場合、命にも関わる問題ですからすぐに別居や離婚などの手段を講じた方が良いでしょう。

離婚をしない方が良いケース

前章では、コロナ禍で離婚を検討した方が良いケースについて紹介しました。本章では、離婚をしない方が良い、もしくは離婚の前に夫婦で話し合いをした方が良いケースについて考えていきたいと思います。

離婚をしない方がよいケースとして、おもに以下のような特徴があると考えられます。

  • 家事をしてくれるが時間がかかり非常に遅い
  • 家事をしてくれるが雑

具体的にどのように対処した方が良いのか、考えていきましょう。

1. 家事をしてくれるが時間がかかり非常に遅い

夫が家事を手伝ってくれる際、時間がかかりすぎて、「自分でやった方が早い」と感じる方もいるでしょう。しかしながら、普段慣れていないことをするのは、思っているより難しいのです。

また、家事は同時進行することがよくあると思います。特に料理等は、調理と片づけを同時に進めて、時間短縮をはかる方が多いのではないでしょうか。

脳科学的な観点から見て、男性はシングルタスク、女性はマルチタスクである傾向が強いと言われています。つまり、男性はひとつのものごとに対し、集中できることに長けており、女性はものごとを同時に進めることを得意としているということになります。

つまり、男性は複数のことを同時におこなうことが苦手である傾向が高いです。これは、性質の問題になるため、なかなか直すのは時間がかかることでしょう。

そのため、まずはどうしても、マルチタスクになりがちな料理などの手伝いを避け、洗い物や掃除など、時間がかかっても問題なさそうな家事を任せることが良いかもしれません。

また、前提として家事をしてくれる夫に対し、感謝の気持ちを伝えるのを忘れないでください。

2.家事をしてくれるが雑

夫にイラっとしてしまう、ケンカに発展してしまうこととして、夫の家事が雑であることが挙げられます。

「家事が雑」というのは、一見してそんなに重要なことではないかもしれませんが、何回も何回も同じことが続くと大きなストレスになる可能性があります。

「食器の汚れが落ちていない」「掃除してくれたけど隅に汚れが溜まっている」「料理してくれたけど、食材にかかるお金が高額」などなど、些細なことですが、チリも積もればなんとやら…という問題も多いです。

家事が雑である場合、そもそもどこが指標で「雑」なのか、夫が分かっていないケースが多いです。そのため、夫が「家事をする」と言ったときには、まず一緒に「掃除」「洗濯」「料理」等をおこなった方が良いです。

そうすれば、妻のおこなっている家事が夫の指標となり、「雑」になることを避けられるかもしれません。

しかしながら、一昼夜で家事が完璧にできるひとはほとんどいません。ですので、夫が一生懸命、家事をしてくれているのなら多少の雑さには目をつぶるのも手段のうちです。

また、初めから細かいことを言われ続けていると、「向いてないからやめた」とやる気を無くす原因にもなってしまいます。

お互いに感謝を持って、忘れずに口にすることが大切です。また、余裕がなくきつい言い方になってしまったときには素直に謝りましょう。

リモートワーク等で、一緒に居る時間が増えるとついつい喧嘩が増えてしまうこともあると思います。そんなときは、夫婦でルールを決めたり、トラブルが小さいときに話し合いをすれば、離婚の芽をつぶせるかもしれません。

まとめ

今回はコロナ禍においての離婚について考えていきました。世間の情勢が不安定になると、精神的に不安になることが多いと思います。

また、外出自粛やイベントの中止などによって、ひとりの時間が取れなかったり、ストレス発散の場がなくなってしまい、フラストレーションがたまってしまうこともあるでしょう。

そんな時は、1日短時間でもいいから、互いに一人になれる時間をつくれるようにしたり、普段よりもコミュニケーションを多くとるよう意識したりすれば、夫婦関係が改善するかもしれません。夫婦関係に改善の余地があると感じた場合には、一度夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか。

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