離婚を良かったと思いたい?間違った方向に進まないために知識を得よう

この記事の情報提供者

離婚を検討し、実行した人のすべてが自身の決断を良かったと思っているわけではありません。いままさにパートナーとの別れを考えている人は、同じように後悔する結果を招きたくはないと思うでしょう。

この記事では、離婚問題について詳しいAnnalieseさんに伺ったお話をもとに

  • 「離婚して良かった」と離婚経験者が思う理由
  • 「離婚して良かった」よりも、「離婚に後悔はない」と思う理由
  • 「離婚しなければ良かった」と離婚経験者が思う理由
  • 「離婚して良かった」と感じられるように、どんな準備や覚悟が必要か
  • 「離婚して良かった」と思える別れ方をするための相談先とは?

を解説していきます。「離婚して良かった」と思いたい女性は、ぜひご覧くださいね。

「離婚して良かった」と離婚経験者が思う理由


離婚に対して、マイナスのイメージを持つ人は少なくありません。ですが、「離婚をして良かった」と感じる人もいます。そこで、離婚経験者はどんなときに、「離婚をして良かった」と感じるのかを見ていきましょう。

「離婚しようか、それともしないほうがいいのか……」と悩まなくなること

多くの人は離婚したいと思っても、離婚するまでにはあらゆる面で思いとどまり、悩むことがあります。

しかし、離婚をしてしまえば、離婚について考えなくて良くなるので、「離婚をして良かった」と気持ちが楽になるのです。

嫌いなパートナーと一緒に暮らさなくて良くなること

離婚をしたいと思っているときは、パートナーと触れることや顔を合わせることさえも嫌になることでしょう。ですが、離婚すれば用があって連絡をとらないといけないこと以外、パートナーと離れることができます。それまでに感じていた不快感がなくなるために、「離婚して良かった」と思うのです。

「離婚して良かった」よりも、「離婚に後悔はない」と思う理由


「離婚をして良かった」ととても明るくとらえる人がいる一方で、「離婚に後悔はない」と自らの決断を重く受け止める人もいます。「離婚に後悔はない」と考える人は、結婚生活においてとても大きな問題を抱えていた傾向があり、離婚をすることで安らぎを覚える人が多く見られます。

そこで、「離婚して良かった」というよりも、「離婚に後悔はない」と感じる人の理由について、チェックしてみましょう。

パートナーからの暴力を避けられたとき

たとえば、あなたが家庭内暴力を受けているとすれば、離婚をして後悔することはないでしょう。身体だけでなく、精神的にもダメージがあるのが家庭内暴力です。離婚をすれば、そういったパートナーの家庭内暴力から逃れられるため、後悔をすることがないのです。
【共依存状態から抜け出す】DVを自覚し離婚するまで

何事も自由にできる

結婚をしていると、稼いだお金の使い道や、恋愛などに制限がかかります。ですが、離婚をすれば自由の身となるので、離婚したことに後悔はないと感じるのです。

好きなようにお金を使うことができ、誰の干渉もなく新しい恋愛をすることもできます

「離婚しなければ良かった」と離婚経験者が思う理由


冒頭で述べたように、離婚して良かったと思う人がいる一方で、後悔する人もいます。後者にならないためにも、離婚経験者の思いを確認しておきましょう。

相手の良さにあとから気づいたとき

離婚を考えているときは、相手の悪いところばかりに目がいったり、離婚を急いでしまったりすることがあります。

しかし、これはよく考えもせずに離婚をすると招きやすい問題なのですが、あとから相手のいいところに気づき、「離婚しなければ良かった」と後悔することがあるのです。

子どものことを考えたとき

子どもがいる場合、「子どものためにもう少し頑張れば良かった」と思うことがあります。

シングルマザーやシングルファーザーになると、パートナーがいるときよりも、子どもの世話などで負担が増える傾向があるので、パートナーのありがたみが身に染みて、「もう少し忍耐強く踏ん張って、離婚しなければ良かった」と後悔するのです。

「離婚して良かった」と感じられるように、どんな準備や覚悟が必要か


「離婚して良かった」と感じるには、別れる前にしっかりと準備することが大切。これを怠ると離婚後の生活が苦しいものとなり、「別れなければ良かった」と後悔することになりかねません。そこで、「離婚して良かった」と思えるための準備や覚悟について、まとめました。

離婚後の生活をきちんと想像しておく

離婚後は、一人で生きていくことになります。経済面で苦労して、生活面に支障が出ることも少なくはありません。そのためにも、離婚後に一人で生きていけるかどうかをしっかりと考えてから、離婚に踏み切ったほうが良いでしょう。

離婚後の生活をしっかりと考えておかないと思わぬ苦境に陥って、「離婚しなければ良かった」と後悔することになるかもしれないので、注意してください。
離婚に関するお金の疑問を解消!不安を軽めるための知識をご紹介

人生の目標を立てておく

離婚をすれば、嫌なパートナーと離れたとしても、支えがなくなることで精神的に落ち込んでしまいがち

そのため、自分の人生の目標をしっかりと立てておき、離婚後も忙しく過ごすことで、寂しさを振り払うことができるようにするのが良いです。

「離婚して良かった」と思える別れ方をするための相談先とは?


「離婚して良かった」と感じられるような離婚をするには、ほかの人の力を借りることも重要です。とくに、離婚に詳しい専門家に相談すれば、あなたが知らなかった、気づかなかったことを教えてくれる可能性があります。

弁護士に相談したい方はこちら

ここでは、「離婚して良かった」と感じるための頼りになる相談先について、紹介します。

離婚カウンセラー

離婚カウンセラーは、離婚問題に悩んでいる人の話を聞き、問題解決へと手助けしてくれる専門家。離婚問題は、精神的なストレスが大きくなりがちなため、離婚カウンセラーに相談することで、少しでも気が楽になるというメリットがあります。

ただし、離婚カウンセラーは、法的な書類などを作成することはできません。その場合は、ほかの専門家に相談する必要があります。

行政書士

行政書士は、離婚に関する書類の手続きのサポートをしてくれます。離婚協議書や役所に提出しなければいけない書類などがあれば、行政書士に相談をしてみましょう。

まとめ

「離婚して良かった」と思える理由は、離婚について悩む必要がなくなったり、嫌いなパートナーと関わらなくて良くなったりというものが多いと言えます。また、あまり明るい気持ちになれず、「離婚したことに後悔はない」と感じる人は、パートナーからの暴力や、結婚生活における制限から解放されたという理由が挙げられます。離婚をするのなら、このように後悔しない別れ方をしたいものですよね。

逆に、「離婚しなければ良かった」と思う理由には、あとになって相手の良いところに気づいたときや、子どものことを考えたときなどがあります。このように、あとになって離婚を悔やむ人の多くは、離婚を急いでしまったり、十分に考えないまま別れてしまったりといった状況が多く見受けられるもの。

そのため、「離婚して良かった」と感じるには、離婚後の暮らしをしっかりとイメージしたり、人生の目標を立てたりして、充実した日々を過ごすための準備が必要なのです。

弁護士に相談したい方はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です