最短で離婚するパターンとは?条件次第でこんなに差が出るなんて!

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離婚するまでの最短期間を知っていますか?離婚を決意してから実際に別れるまでに時間がかかると、精神的にも肉体的にも疲れてしまうので、できる限り早めに離婚を成立させたいですよね。そこで今回は、夫婦の問題に詳しいAnnalieseさんにお話を聞き

  • 結婚してから離婚するまでの平均期間・一番多い期間・一番早い期間と、その理由
  • 離婚を決心してから成立するまでにかかる期間の平均と、その詳細とは?
  • 離婚を決心してから成立までの最短期間と、それが可能な夫婦の条件とは?
  • 離婚の方法から見る、最短で離婚できる方法
  • 最短で離婚をするために相談できる専門家と、相談できる内容

をまとめました。離婚をできるだけ早くしたい人は、ぜひご覧くださいね。

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結婚してから離婚するまでの平均期間・一番多い期間・一番早い期間と、その理由


離婚経験者は、どれくらいの期間で離婚しているのでしょうか?別れを考えはじめたときに、気になりやすい問題ですよね。そこで、結婚してから離婚するまでの平均期間やもっとも多い期間、もっとも早い期間についてまとめました。

結婚してから離婚までに同居していた期間の平均は約11.5年

パートナーと同居をはじめてから1年未満で離婚する人や、長い人では35年以上同居してから離婚にいたる人もいます。離婚総数は1年間で約21万件もありますが、そのすべてから平均を取ればこの11.5年という年数が出ます。

なお、これは2017年における厚生労働省の人口動態統計からわかるデータです。同じ資料をもとに、もっとも多い年数ともっとも早い年数についても続けて見ていきましょう。

結婚してから離婚するまでに同居していた期間でもっとも多いのは5年未満


結婚後、離婚するまでに同居していた期間について一番多いのがこの5年未満であり、全体の約31%を占めています。

1年未満で離婚する夫婦が多いイメージを持つ人もいますが、ちょうど子どもができて、価値観の違いができてきたときに、離婚を決意する夫婦は多いのです。

結婚してから離婚までに同居していた期間がもっとも短いのは1年未満

結婚をして同居していた夫婦の中でも、一番早く離婚にいたるのは1年未満であり、全体の約6%と数値が示されています。その理由は、いざ結婚生活をはじめてみると、パートナーとの価値観のずれに気づいたり、性格の不一致を感じたりすることから。

それらに耐えられなくなって、離婚にいたるケースが多いのです。

離婚を決心してから成立するまでにかかる期間の平均と、その詳細とは?


離婚を決めてから成立までの時間が長いと、お互いに負担となってしまうと考える人は、少なくありません。早く新しい生活をはじめるためにも、最短でどれくらいの期間が必要なのかが気になるところ。

そこでまずは、離婚を決心してから成立するまでに要する期間の平均と、その詳細について確認しておきましょう。

お互いが離婚に同意している場合は離婚までに数ヶ月

お互いが結婚生活に疑問を感じたり、長年一緒に暮らしているうちに、別居状態になっていたりするときなどは、双方が離婚に同意しているケースも見受けられます。

この場合には、スムーズに進むことから、離婚までの期間は数ヶ月となります。

離婚協議が難航した場合は離婚までに半年~約1年

半年~約1年の期間がかかる場合は、離婚協議が難航したり、第三者が関わったりするパターンが多くなるでしょう。

夫婦のどちらかが離婚したいと思っていても、相手が離婚に同意しない場合には、離婚の成立までに時間がかかることがあるのです。

離婚を決心してから成立までの最短期間と、それが可能な夫婦の条件とは?


できれば決心してから、最短で離婚を終わらせたいですよね。離婚するために時間や労力を費やすほど、その後の生活にも支障が出てしまいます。

離婚するまでに疲れきってしまうことで、嫌気がさしてしまう人もいることから、離婚を決心してから成立までの最短期間について、把握しておきましょう。

離婚の最短期間は1日

離婚が成立するまでの最短期間は1日で、協議離婚によって成立するものです。協議離婚は、日本の法律で定められている離婚方法のひとつで、一番多い離婚方法とも言えます。

夫婦で話し合い、お互いが同意すれば離婚できるため、問題がなければ最短で離婚までに1日となるのです。

協議離婚が成立する夫婦の条件

協議離婚が成り立つ夫婦には、お互いが結婚生活に疑問を感じていたり、相手の性格と合わないと感じていたりするという特徴があります。

養育費や親権などで争う必要のない夫婦もまた、最短で離婚しやすいでしょう。

離婚の方法から見る、最短で離婚できる方法


最短で離婚したいと考える人は、離婚の方法について知ることをおすすめします。離婚方法を間違えると、最短で離婚できないばかりか、半年~1年以上もの時間が必要となることもあるからです。

どんな離婚方法があなたにとってより良いやり方になるのか、この機会に考えてみましょう。

協議離婚

協議離婚は、約90%の夫婦が行う方法で、日本では一般的と言えます。夫婦の同意があれば、離婚届を役所に提出するだけで成立する協議離婚。そのため、最短で離婚できる方法となります。

離婚調停

調停離婚は、協議離婚が成立しなかったときに、調停を申し立てることによって行われます。

夫婦の話し合いだけで決められなかったことを、第三者である調停委員に決めてもらうのです。そのため、離婚が成立するまでに時間がかかります。

裁判離婚


裁判離婚とは、離婚調停でも離婚できなかった場合に訴訟を起こし、裁判官によって離婚を決めてもらう方法です。

裁判離婚をする場合には、1ヶ月に1回程度の頻度で裁判が開かれるので、最短でも半年、長くなると1年以上の期間を要することもあります。
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最短で離婚をするために相談できる専門家と、相談できる内容


最短で離婚しようと思った場合には、プロの力を借りることも重要です。離婚に慣れている人は、そう多くありません。そのため、専門家に相談することで、最短で離婚できる可能性を高められるのです。

そこで、最短で離婚をするために相談できる専門家と、どんなことを相談できるのかについてまとめました。

離婚カウンセラー

離婚カウンセラーには、離婚についての悩みを相談できます。具体的には、「本当に離婚をしていいのか」や、「スムーズに離婚するには、どうすればいいのか」といった相談にのってくれて、今後につながるアドバイスをしてくれるのです。

弁護士

弁護士を立てるとなるとお金がかかるイメージかもしれませんが、初回相談無料の事務所も珍しくありません。養育費や親権などについて、パートナーに話をする前に弁護士に相談してみると、話し合いがうまくいくことがあります。

そのため、金銭的な問題や法律関係の悩みについては、無料で弁護士に相談してみると良いでしょう。

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まとめ

離婚すると決めてから実際に離婚するまでの期間は、できれば最短で済ませたいもの。離婚までに時間がかかるほど、肉体的にも精神的にも疲れてしまって、新しいスタートが切りづらくなってしまいます。

そのため、離婚経験者が最短で離婚した日数や、最短で離婚できる方法などを押さえておくと、今後の役に立つのです。協議離婚でうまく話がまとまれば、最短で1日という短期間で離婚を終わらせることもできます。今回お伝えした内容をフル活用して、より素敵な生活を手に入れてくださいね。

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