離婚は遺伝するって本当?親の離婚をバネに幸せになれるのか

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親の離婚が自分の結婚に悪影響をおよぼし、たとえば離婚のリスクを高めるような要素を持っているのではないかなどと心配になる人は珍しくありません。ここでは、実際に自分がそうという人のため、この問題についてもよく知る桔梗さんから聞いたお話をもとに

  • 親が離婚していると子どもも離婚するケースは多い?「多い」といわれる理由とは
  • 離婚は遺伝する?「遺伝する」といわれる理由とは
  • 子ども世代ができる離婚の連鎖を断ち切る方法
  • 親世代ができる離婚の連鎖を断ち切る方法
  • 離婚に対する不安から、結婚を躊躇している人へのアドバイス

を説明していきます。知りたいことがこの中にある人は、チェックしてみてくださいね。

親が離婚していると子どもも離婚するケースは多い?「多い」といわれる理由とは


離婚した人の親に注目してみると、実は親もパートナーと別れていたというのはよくある出来事です。いったいどうしてそのようなことが起こるのか、ここでは解説していきます。

親と似た人物になり、親と似たパートナーを選ぶ傾向がある

先述のとおり、両親が離婚しているとその子どもも離婚するケースはよくあります。そして、その理由のひとつは、子どもは無意識にもっとも身近にいる両親を夫婦のお手本として見ているからです。

たとえば男性の場合は、自身の父親と同じような大人になる傾向があり、パートナーに母親と似たタイプの人を選ぶ可能性が高くなります。また、女性の場合も、成長するにつれて自身の母親と似てくるうえに、どんなに父親のことを嫌っていたとしても、似たタイプの人を無意識に選ぶ傾向があるのです。

親からの愛情不足によって、愛情の育み方が身につきづらくなるから


子どものころから両親が不仲で、愛情を十分に与えられずに育ってきた人は、パートナーに親のような無条件の愛を求めてしまいがちです。しかし、相手は親ではないので次第に疲れてしまい、うまくいかなくなってしまうケースが多くあります。

愛情に恵まれない環境で育ったことにより、その後の人生においてパートナーとの愛情の育み方が身につきづらくなることがあるのです。

離婚に対して抵抗を感じにくくなるから

親の行動が子どもの考え方に影響を及ぼして、子どもが離婚しやすくなることもあります。

たとえば、両親が離婚したところを見ているために、夫婦が一生をともにするのが当たり前と思っていません。そのため、自分も結婚がうまくいかなければ、我慢してずっと一緒にいる必要はないという考え方になりがちです。

離婚は遺伝する?「遺伝する」といわれる理由

親が離婚している場合、その子どもも離婚するケースが多いのは、遺伝的影響によるものともいわれています。では、それは果たしてなぜなのでしょうか。以下にまとめました。

研究結果が発表されている

現状において、離婚遺伝子のようなものがあることが判明しているわけではありません。しかしながら、両親の離婚が子どもの離婚率を高める研究結果は複数報告されています。離婚が遺伝するといわれるのは、このようなデータを信じる人が多くいるのが理由のひとつになっているといえるでしょう。

言い伝えがある

昔から“離婚は三代続く”という言葉が語り継がれています。これは孫の代までパートナーと別れる連鎖が起こることを意味しています。これが離婚が遺伝するといわれるふたつめのワケです。

このような言葉は、実際にそのようなケースが多くあったからこそ生まれるものであり、実際に我が家もそうと実感している人も見受けられます。

子ども世代ができる離婚の連鎖を断ち切る方法


子どものころに親から虐待を受けていた、両親が毎日のように怒鳴りあいの喧嘩をしていたなど機能不全家庭で育った場合、子どものころに受けた心の傷は大人になっても残り続けます。そして、その心の傷が原因となり無意識に不幸につながる選択をして、親と似たような人生を歩むのはよくあるケースです。

そのため、カウンセリングなどを利用して親の離婚による心の傷を癒すのが効果的です。自分の気持ちと向き合うことで、幸せな結婚生活を送れるようになるでしょう。

親世代ができる離婚の連鎖を断ち切る方法

いくら離婚を連鎖させたくないとはいっても、どうしても親が離婚を避けられないこともあるでしょう。その場合に子どもに対して何ができるのでしょうか。主なものとしては、次のふたつがあります。

子どもに結婚に対する悪いイメージを植えつけない

よくある悪い例は、子どもに元パートナーの悪口をいうなど、結婚に対して悪いイメージを持つような話を聞かせることで、無意識に子どもを洗脳してしまうことです。親からすると、子どもには自分のような失敗をしてほしくない、結婚は慎重に考えてほしいなどと、よかれと思っていい過ぎてしまうのでしょう。

そんな思いとは裏腹に、子どもは結婚に対して悪いイメージを抱くようになり、結婚したくないと感じてしまうこともあるのです。また、結婚したとしても、ちょっと嫌なことがあっただけで、簡単に離婚してしまうケースもあります。

子どもに離婚にいたらないためにどうすれば良いか教える

本当に子どものことを思うのであれば、結婚は本来幸せなものであり、離婚を避けるために大切なのは、お互いに協力し合い、相手を思いやりながら生活することなのだと伝えるのが良いでしょう。そうすることが、親から子どもへの離婚の連鎖を断ち切ることにつながるのです。

離婚に対する不安から、結婚を躊躇している人へのアドバイス

親がパートナーと別れているために、自分も同じ道をたどるのではないかと思い、結婚に踏み切れなくなってはいないでしょうか。なっているという人のために、どういう考え方をし、言動をとるのが良いのか提案します。

両親が離婚していない人でも同じ

まず、人が新たな人生をスタートするときには、誰でも不安になるものです。なぜかというとその不安は、未来のことは誰にも見えず、何が起こるかわからないことから生じているものだからです。また、未来に対していろいろと考え、不安を感じるのは決して悪いことではありません

たしかに子どもは、一番身近にいる両親の姿を見て結婚というものを学ぶので、親が離婚していると悪いイメージが浮かぶかもしれません。しかし愛情や思いやり、人と協力し合っていくことは、両親以外からでも学んできたはずで、それが結婚において活きてくることを忘れないでください。

お互いの気持ちをわかり合うため腹を割って話し合う

違う人間が一緒に生活していけば、価値観の違いなどで不満が出てくることもあるでしょう。そんなときには、「自分さえ我慢すれば穏便に済む……」と不満を溜め込むのではなく、本音を伝える努力をすることが大切です。お互いのことを理解して、2人にとって最良の選択ができるように心がければ、離婚の連鎖を断ち切って幸せな結婚生活を送れるでしょう。

相手の意見を尊重する

自分の主張ばかりを通そうとするのではなく、まずはパートナーの意見を尊重して受け止めましょう。その上で、譲れるところは譲って相手に合わせ、パートナーに望まれたことはできる範囲でやりましょう。そして、しっかりと話し合いをして、「嫌なことは嫌」と伝えることも大切です。

まとめ

離婚した親の子どももまた同じ道をたどるケースは多いです。そしてその理由としては、心理・環境面の問題や遺伝的影響があるといわれています。

しかし、親が離婚していても必ず子どもも離婚するという話では決してなく、パートナーと良好な関係を維持しながら結婚生活を送っている人は多数いるのです。その中にはもしかすると、この記事で取り上げたような離婚の連鎖を断つ方法を意識的または無意識的に実行していた人も少なからず含まれているかもしれません。

そのため、あなたを幸せにできるのはあなた自身なのだということを忘れず、良いと思えるものは積極的に取り入れて、離婚の不安を解消し、連鎖を断ち切ってくださいね。

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