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浮気の罪悪感に苦しむことは、悪いことばかりではありません。考え方をうまく変えれば、お互いのためになる対応を見つけるために役立つからです。
浮気の罪悪感から解放されたい……。この苦しみの和らげ方を把握している桔梗さんにお話を伺って、以下のことについてお伝えします。
- 浮気で生じる罪悪感・負い目
- 【男女別】浮気による罪悪感を抱く瞬間
- 浮気をしても罪悪感を感じない男女の特徴・心理
- 罪悪感から解放される方法
- 浮気の罪悪感から解放されない場合の対処法
過去の過ちが頭から離れない人は、ぜひご覧ください。
浮気で生じる罪悪感・負い目
浮気をすると、さまざまな負の感情がわいてきます。どんなことに罪悪感を感じるのか、見てみましょう。
恋人への裏切り
浮気をすると、「大切な恋人を裏切ってしまった」と罪悪感にさいなまれる人がたくさんいます。浮気をするときには、「ただの遊びだし、一回だけだから……」などと、軽い気持ちで浮気をする人もいるでしょう。ですが、後になってからどうしようもなく後ろめたい気持ちに襲われることが多いのです。
たとえ一回であっても、恋人を裏切ったことには変わりありませんし、その事実を消すことはできません。取り返しのつかないことをしてしまって、「どうしてあのとき、断らなかったのか……」と後悔し、罪悪感が大きくなってしまうのです。
浮気がバレることへの危機感
一時の過ちだったとしても、「もしかしたら、浮気相手といるところを誰かに見られたかも……」と、恋人にバレてしまう恐怖に迫られるパターンです。繰り返し浮気をしている人なら、なおさらバレやすくなるので危機感が募りやすくなるといえます。
恋人を裏切ったことに対する罪悪感とあわさって、浮気を告白してしまう人もいるでしょう。
謝るに謝れない
浮気をしたことに罪悪感を感じ、謝りたいけれど謝れない状況になる人は少なくありません。「ちょっと魔が差しただけでもう浮気をするつもりがないから、謝って罪悪感から解放されたい……」と思っても、恋人を傷つけてしまったり、別れを切り出されたりするリスクを考えると、謝れなくなってしまうのです。
負い目を感じながら恋人と過ごさなければならないことに、辛さを感じてしまうケースはよくあります。
【男女別】浮気による罪悪感を抱く瞬間
男女によって、罪悪感を感じる瞬間は異なります。どんな違いがあるのか、見てみましょう。
男性が罪悪感を抱く瞬間:恋人を傷つけてしまった時
男性は浮気がバレて恋人が深く傷ついている姿を見たときに、強い罪悪感を覚えます。とくに深く傷つけて泣かせてしまったときには、「悪いことをしてしまった……」と感じやすいといえるでしょう。男性は怒られて責められるより、泣かれてしまうことのほうに罪悪感を覚える傾向があります。
女性が罪悪感を抱く瞬間:恋人に嘘をつく時
女性が罪悪感にさいなまれるのは、恋人に嘘をつくときです。相手が自分のことを信頼しているほど、嘘をついている自分を責める気持ちがわきやすくなり、罪悪感が強まります。その一方で、女性は浮気するときに悪いことだとわかったうえで、罪悪感を背負う覚悟を持っていることが少なくありません。
浮気をしても罪悪感を感じない男女の特徴・心理
浮気をする人の中には、平然と別の異性と関係を持つ人もいます。ここでは、そのような人たちに見受けられる特徴をまとめました。
本気じゃないからいい
男女ともに、「一時の遊びで、本気じゃないから別に悪くない」と思っているタイプです。お酒の席などで雰囲気に流されて浮気してしまった人などに多いといえます。「お酒を飲んでいたから、深く考えられなかった」といった理由で、浮気を正当化している人は少なくありません。
バレなければ問題ない
浮気を肯定する人の中には、「相手にバレないように浮気をするのはOK」と考えている人もいます。確かにバレなければ問題にならないかもしれませんが、結婚している場合には不法行為となり、慰謝料を請求されるなど、大きな問題につながりかねないことを知っておくべきです。
浮気の原因が恋人にあると思っている
なかなか会えなかったり、辛いときに時間をつくってくれなかったりするのだから、浮気をしても仕方がないと感じるタイプです。このタイプは、「自分は会うために努力してるのに、相手はまったく時間をつくってくれない」などと不満を抱き、こんな状況なら浮気をしても悪くないと思いがち。
セックスレスなどで欲求不満になっている場合にも、「相手にしてくれないから浮気をするしかなかった」などと、浮気を正当化するケースがあります。
愛が冷めている
パートナーへの愛情がなくなっている場合には、浮気をしても罪悪感を抱きづらくなります。相手のことをそこまで大切に思っていないので、悲しませてしまっても大して気にならないのです。また、「バレてしまったとしても別れればいい」と考えている人も……。
中には、浮気がバレて別れに発展することを、むしろ好都合だと感じる人もいるでしょう。
浮気の罪悪感から解放される方法
気持ちを軽くしたい場合に具体的になにができるか、見てみましょう。
強い意志で浮気をやめる
浮気を続けていることで、罪悪感が高まってきている場合には、思い切って浮気をやめることがおすすめ。浮気による新鮮さや刺激を得られなくなりますが、罪悪感から解放されることがメリットです。
罪悪感を抱きながら浮気を続けていると、次第にパートナーと過ごしているときや浮気をしているときにも罪悪感にさいなまれはじめるかもしれません。そのうち、どちらともうまくやっていけなくなることも……。
今までよりもパートナーに愛情を持って接する
これまでよりもパートナーを大切にすることで、2人の絆が強まって罪悪感が和らぐことがあります。彼氏の好きな手料理をご馳走したり、一緒に過ごす時間を増やしたりするのが効果的です。ほかにも、相手に感謝の気持ちを伝えるなど、優しく接するだけでも、心の持ちようが変わることがあります。
相手を大切にすることで、彼もあなたを大切にしてくれるでしょう。このように良い循環を生み出すことで、罪悪感から解放されることがあります。
第三者に相談する
浮気によって生じた罪悪感が強く、どうしても解消法が見つからない場合には、第三者に相談すると良いですよ。たとえば信頼できる友人などです。友人であっても浮気について打ち明けることは勇気が必要ですが、打ち明けてみると心が少し軽くなるかもしれません。
もし、あなたのまわりに相談できる人がいない場合には、心理カウンセラーに相談するのがおすすめです。むやみにあなたを責めることはありませんし、秘密もしっかりと守ってくれます。プロの力を借りることで、いち早く罪悪感から解放されることが期待できるので、一度検討してみてください。
浮気の罪悪感から解放されない場合の対処法
どうしても苦しみから抜け出せない場合には、考え方を切り替えることが大事です。ポジティブになるための秘訣をご紹介しますね。
罪悪感に苦しんだことで償いをしたと考える
浮気の罪悪感から解放されないと悩んでいる人は、しっかりと自分の非を認めて過去の過ちを反省しているといえます。そのため、いつまでも罪悪感に苦しみを感じるのではなく、たくさん後悔することで償いをしたと考えることをおすすめします。
中には罪悪感にさいなまれてパートナーに浮気したことを告白してしまう人がいますが、これはおすすめできません。なぜなら、パートナーに浮気したことをいうと、それを知らなかった相手の心に必要のない傷をつけてしまうから。その苦しみはあなたが背負っていくべきなのです。
今後のことを考える
過去ではなく、これからのことをしっかりと考えると、浮気の罪悪感から解放されることが期待できます。浮気をしてしまったことは変えられませんので、今後どうするかに焦点を合わせるのです。
そんなときには先ほどお伝えしたように、二度と浮気をしないと決め、パートナーを大切にすることがおすすめ。恋人との愛情を育むことで、浮気の苦い経験を活かせるでしょう。
まとめ
浮気の罪悪感に苦しむ人は、それだけ深く反省しているということ。つまり、しっかりと自分の過ちを認めて過去と向き合っている人なのです。恋人のことを大事に考えているともいえるでしょう。
世の中には、浮気に罪悪感を覚えることなく、恋人を深く傷つけてしまう人もいるのです。これらをふまえて、自分を許すことも大切だと考えましょう。そしてパートナーのことを第一に考え、今後どんな対応をすることがお互いの幸せになるのかを見つめ直してくださいね。
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