離婚後の辛い気持ちを乗り越えよう!やってはいけない解消法とは?

この記事の情報提供者

離婚を機に生活が一変すると、結婚生活を継続していれば起こらなかった問題に直面して、苦しむ人が多くいます。そこで、この記事では心理カウンセラーである桔梗さんから、離婚に伴う辛いことについてお話しを伺い

  • 離婚して感じる辛さは男女によってどう違う?
  • 離婚後、男性側が感じる辛さとは?
  • 離婚後、女性側が感じる辛さとは?
  • 離婚後の辛さを乗り越えるための方法
  • 離婚の辛さの解消法として、してはいけないこと

をまとめてみました。この中に知りたいことがある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

離婚して感じる辛さは男女によってどう違う?


離婚後に辛いと感じる気持ちは、男性も女性も同じ。ですが、「どんな辛さか」は、男女によって異なります。そこで、離婚後の辛さにおける、男女の違いについて解説します。

男性が感じる離婚の辛さ

男性と女性では立場が違うため、離婚後に感じる辛さは異なります。たとえば、妻にすべて家事を任せていた男性の場合、仕事と家事を両立させることに、辛さを感じやすいでしょう。

そして、これまでは家族を養って、妻や子どもの生活のために仕事に打ち込んできた人は、離婚後にやりがいを失ってしまい、仕事が辛くなってしまうことがあります。

女性が感じる離婚の辛さ

離婚をした女性が専業主婦だった場合、離婚をしたことで働きに出なければいけなくなり、職探しによる辛さを味わうことが多いです。また、もし子どもがいる場合には、子どもに寂しい思いをさせることになったり、お金にも時間にもゆとりがなくなったりすることで、辛さを感じる人が多くいます。

離婚後、男性側が感じる辛さとは?


離婚後に男性が感じる辛さとしては、仕事と家事の両立が多いです。そのほかにも、ふとしたときに感じる孤独に辛さを感じる男性もまた大勢います。そこで、離婚後に男性が感じる辛さについて、詳しく見てみましょう。

家事をすべて自分でやらなければいけない

先ほどお伝えした通り、男性は一人暮らしとなって、仕事をしながら家事をする大変さを改めて知ることになるケースが多いです。そして、身をもって離婚した辛さを感じます。

仕事で疲れて帰ってきても、これまで妻が準備してくれていた夕飯もなければ、お風呂も沸いていません。掃除も洗濯も、すべて自分でやらなければいけないため、妻がいたことで助かっていたことに気づく人が多いです。

ふとしたときに孤独を感じる

離婚したばかりの頃は、自由になれた気がして気分もスッキリしていることが多い男性。ですが、仕事が終わって電気のついていない暗い部屋に帰ってきて、急に寂しさを感じ、辛くなってしまうことがあるのです。

また、休日には話し相手もいない、さらには結婚していた頃は疲れていて鬱陶しく感じていた子どもの声も聞こえません。そのため、孤独感を感じて辛い気持ちになるのです。

離婚後、女性側が感じる辛さとは?


離婚をしたあと、女性は経済面や新しいパートナーを探す際に、辛さを感じる人が多くいます。どのような状況で、どんな辛さを感じるのか、具体的にチェックしていきましょう。

お金や時間に余裕がなくなる

女性が離婚後に辛いと感じるのは、経済的な問題が多いです。とくに子どもがいる場合、元夫からの養育費や、母子手当を貰ったとしても、それだけでは生活ができないため、働きに出なければいけないでしょう。

実家が近くて子どもを預けられる環境ならまだ良いですが、そうでない場合は、子どもを預けるための保育園も探さないといけません。また、結婚していた頃のように、お金や時間にゆとりがないので、1人で子育てをしながら仕事をすることの辛さを感じることが多いのです。
離婚後の生活費にお悩みの方へ!うまくやりくりして安定した生活を

良い再婚相手が見つからない

子どもがいる女性は、とくに離婚後に今後の生活のことを考え、再婚相手を探しはじめる人が多くいます。しかし、いろいろな男性と知り合っても、なかなか結婚までにはいたらず、結局のところ、「元旦那のほうが良い人だったな……」ということに気づき、辛くなってしまう人もいるのです。

離婚をして離ればなれになることで、以前のパートナーの良さを身に染みて感じることもあり、後悔の念から、辛い思いをする女性は少なくありません。そのため、離婚をする際には一時の感情に流されず、冷静になって考える必要があるのです。

離婚後の辛さを乗り越えるための方法


離婚後の辛い気持ちに耐え切れず、後悔しながら暗い気持ちで過ごす人は、珍しくありません。どうすれば辛さを乗り越えて、前向きに生きることができるのでしょうか?そこで、離婚後の辛さを乗り越える方法について、まとめました。

暇な時間を作らない

離婚後の辛さを乗り越えるには、「辛さを感じる余裕をなくす」方法があります。実は、人が悩んだり辛さを感じたりするのは、暇な時間があるからなのです。

たとえば、仕事や趣味などで忙しく動いているときには、悩んだり辛いと感じたりする余裕がありませんよね。ですから、新しく趣味をはじめてみたり、旅行をしてみたりするのも、ひとつの方法です。

そして過去を振り返るのではなく、少し先の未来を見て、自分の未来を明るいものにするために忙しく動いてみましょう。そうすることで、いつの間にか辛かったことを乗り越えられているはずですよ。

離婚の辛さの解消法として、してはいけないこと


離婚の辛さを和らげるために、何とかしたいと思うのが人間の心理というもの。ですが、焦ってしまうと、余計に事態を悪化させるリスクもあります。状況を悪くしないためにも、離婚の辛さを解消するための注意点ついて、把握しておきましょう。

寂しさから新しい出会いを探さない

離婚後の寂しい気持ちから逃げるために出会いを探すと、悪い結果を招いてしまうので、おすすめできません。とくに女性の場合、「ただ寂しいから」という理由で異性との出会いを求めると、その寂しさにつけこんでくる人に騙されてしまう恐れがあります。その結果、心の傷を増やしてしまうことになりかねません。

そのため、離婚後に出会いを探すタイミングは、冷静な判断ができるようになってからのほうが良いでしょう。

辛い気持ちを我慢しない

離婚した理由にもよりますが、離婚後には悲しみや怒り、憎しみ、恨み、嫉妬、後悔、不安などのさまざまな感情が沸き起こります。しかし人は、ネガティブな感情は悪いものとして排除しようとする傾向があるため、ネガティブ感情を出さないように我慢しがちです。とくに日本人は、この傾向が強いと言われているのですが、ネガティブな感情は、我慢すればするほど増大していってしまいます。

そのため親や友人など、あなたの話を聞いてくれる人がいるのなら、我慢しないで聞いてもらうようにしましょう。もし、あなたの周りにそういった人がいない場合は、カウンセラーに聞いてもらうのもおすすめです。一度思いっきり感情を出し切ってしまえば、幼い子どもが泣いたり怒ったりしたあとにケロッとしているように、スッキリして心が浄化されますよ。

いつまでも相手のせいにしない


どんなに相手に非があって離婚したとしても、いつまでも相手のせいにしていては、一歩も前に進めずあなたの成長にもつながりません。そもそも、その相手を選んで、結婚すると決めたのは自分自身なのだという事実を受け入れましょう。そのほうが、2度と同じ過ちをくり返さないように成長できますし、次はもっと良いパートナーと巡り逢えますよ。

まとめ

離婚の辛さは男女によって異なります。どのようなことに辛さを感じるかがわかっていれば、あらかじめ心構えをしておけるでしょう。また、離婚後の辛さを乗り越えるための方法を押さえておくと、むやみに思い悩んだり、後悔したりすることを減らせるかもしれません。

離婚はとても辛い経験です。なので、状況を悪くしないためにも、離婚後の辛さを解消するためのポイントを押さえておきましょう。そして少しでも前向きに過ごせるよう、今回お伝えした内容を役立ててくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です