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パートナーと自分以外の異性との関わり方に不満を抱く人のため、男女の心理に精通している桔梗さんにお話しを伺い、次のことをお伝えします。
- 男性が考える浮気の線引き
- 女性が考える浮気の線引き
- 浮気をする男性が考える浮気の線引き・予防法
- 浮気をする女性が考える浮気の線引き・予防法
- 異性との関わり方以外における浮気の線引き
- 法律上における浮気の線引き
パートナーの価値観を理解したい人は、ぜひご覧ください。
男性が考える浮気の線引き
女性と男性ではまったく浮気の線引きが違います。
男性が考える浮気の線引きは、キスやセックスなどの性的行為をしたかどうかです。
あるインターネット調査によると、メールやSNSなどで異性と頻繁に連絡を取り合っていても、浮気と思わない男性は8割以上との結果が。また2人だけでドライブや食事をするといった、一見デートと取られるような行動があったとしても、「体の関係がなければ浮気思わない」という男性は5割以上もいます。

女性が考える浮気の線引き
女性が考える浮気の線引きは、親密さを感じさせる行動です。たとえ体の接触がなくても、メールやSNSで頻繁に連絡をしていれば浮気だと考える女性は4割近くもいます。つまり男性よりも女性の方が、浮気の線引きは厳しめ。
心理的に見ても女性は物事を深読みする傾向があります。そのため、「親密にしているということは、相手に好意があるからに違いない」と考えるのです。

浮気をする男性が考える浮気の線引き・予防法
浮気をする男性と、浮気をしない男性には違いがあるのでしょうか?浮気性の男性が考える浮気の線引きや、その予防法についてチェックしておきましょう。
浮気性の男性も一途な男性も浮気の線引きは一緒
浮気性の男性であっても浮気の線引きは性的行為の有無であり、一途な男性の線引きと大きく変わりません。女性と2人きりで食事にいったり、仕事帰りに一緒に飲んできたりしただけでパートナーから浮気したと責められると、不快に感じる男性も…。
とくに浮気しやすい男性は、些細なことで浮気を疑われると、パートナーへの不満が募って本当に浮気をしてしまう恐れがあるので注意してください。パートナーからの束縛が息苦しく感じて、「ちょっと2人きりになったくらいでグチグチいわれるのなら、この際浮気してしまおう」と思うのです。
浮気性の彼氏をもつ女性が一線を超えさせない方法
パートナーへの思いが強いがために浮気されてしまわないためには、あらかじめお互いの浮気に対する考え方を伝えあうことをおすすめします。たとえば、「私は、ほかの女性とあなたが2人きりで食事をするだけでも不安になってしまうから、そういうことがないようにしてほしい」などと伝えておくことで、パートナーもあなたのことを大切にしやすくなります。

浮気をする女性が考える浮気の線引き・予防法
浮気性の女性は浮気の線引きが甘いのでしょうか?どんな予防法があるのかもあわせて見てみましょう。
浮気性の女性が考える浮気の線引きは男性の考えと一緒
浮気をよくする女性は男性と同様、性行為をしたら確実に浮気になると認識しています。女性は男性よりも浮気の線引きが厳しい傾向にあるので、恋人やパートナー以外の人に好意を抱くだけでも浮気と感じているほど。そのため女性が一線を超えるときには、それだけ相手に心を動かされているか、パートナーへの愛情が薄れているかのどちらかだといえるでしょう。
浮気性の彼女をもつ男性が一線を超えさせない方法
男性は女性のちょっとした変化に疎い傾向があります。そのため男性が、「浮気してるのでは?」と感じたときには、すでに体の関係をもっている可能性が高いでしょう。
この場合、浮気の線引きを厳しくすることで事前に防ぎやすくなります。肉体関係をもつまで許容するのではなく、パートナーが異性と2人きりで食事をしたら浮気だと思うことで、目を光らせやすくなるのです。危機感も高まりやすくなるので、パートナーのちょっとした変化に気付きやすくなります。
たとえばあるときから、今までとは違う服装を好むようになったり、香水をつけるようになったりしたときは要注意。あなた以外の男性に心を奪われて、もっと相手から好かれたいと思っている恐れがあります。
そのほかの浮気の線引き
「パートナーよりも、ほかの異性への気持ちが上回ったら浮気」と考える人もいます。このタイプの線引きをする人は、自分以外の異性と楽しそうにやり取りしていたり、頻繁に連絡を取り合っていたりすると、「あの人の方が好きなのでは?」と思う傾向があります。
とくに自信がない人は、パートナーの言動や表情に敏感なため、やましいことがなかったとしても疑ってしまうことがあります。もしあなたのパートナーが自信のない人だった場合、普段から褒めたり感謝の気持ちを伝えたりすることで安心感を与えられるでしょう。
法律上の浮気の線引き
法律上あるのは不貞行為に関する線引きとなります。不貞行為とは、既婚者が配偶者以外の異性と親密になることです。
基本的には性行為があった場合に不貞行為とされますが、肉体関係がなかったとしても慰謝料を請求できることがあります。たとえば、パートナーの浮気によって精神的苦痛を感じ、病気になった場合などです。そのため不貞行為における線引きは、ケースバイケースといえます。

まとめ
浮気の線引きは性別によって大きな違いがあります。それだけにパートナーとの価値観のすり合わせが重要。考え方が異なるままでいると、お互いにとって良くないことになってしまうかも……。
男性よりも女性の方が浮気の線引きが厳しい傾向があるので、パートナーへの気持ちが強いほど関係にひびが入りやすいといえます。「自分だけを見ていてほしい」との思いから、細かくパートナーを追求することで不快感を与えてしまい、「この程度で責められるなら、いっそ浮気した方がいい」と思わせてしまうと致命的。
大切な人を思う気持ちが裏目に出て、傷つけられてしまわないためにも、しっかりとお互いのことを理解して絆を深めていきましょう。