離婚後に前向きになれない?言動を変えれば見えてくる克服!

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当然のことながら、離婚の辛さは経験した人でなければわからないものです。実際、パートナーと婚姻関係を解消したあと前向きに生きることができずに苦しみ、いったいどうすれば良いのかと苦しむ人は珍しくありません。

そこでこの記事では、メンタルの問題について詳しい桔梗さんに伺ったお話をもとに

  • 離婚後に前向きになれず、気持ちを引きずってしまうのはどんなとき?
  • 離婚後に前向きになれる方法
  • 前向きになれる人と前向きになれない人の違い
  • 離婚後に前向きになるのをさまたげるNGな言動
  • 離婚経験者が前向きになるきっかけになった具体的な事柄

について取り上げます。離婚の辛い気持ちを引きずっていて、その状態を乗り越え前向きに生きていきたいという人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

離婚後に前向きになれず、気持ちを引きずってしまうのはどんなとき?


「離婚したのになかなか前向きになれない……」と感じる人は、どんな気持ちを抱いているのでしょうか?理由がわかると心のもやもやが少し軽くなることもあるので、以下の内容を見てみましょう。

実は離婚をしたくないという気持ちがあった

実は相手にまだ好きな想いが残っていたり、しっかり話し合いもせず、一時の感情に任せて別れてしまったりすると、未練が残りやすくなってしまいます。人は、「やった後悔」よりも、「やらなかった後悔」のほうが残りやすいと言われています。

そのため、「あのときもっと話し合いをしていたら、離婚しなくて済んだかもしれない」とか、「自分の本音をちゃんと伝えておけば良かった」などと後悔する気持ちを残したまま、いつまでも引きずってしまって前向きになれないのです。

離婚してパートナーを失ってから相手の優しさに気づいたとき


夫婦として生活していたときには見えなかったパートナーの優しさに、離れてから気づく人はたくさんいます。相手と離れて冷静になり、さりげない気遣いでサポートしてくれていたことに気づいたとき、「あの人と離婚したのは間違いだったかもしれない……」と引きずってしまうのです。

離婚後に新たな交際相手と比べて、前のパートナーのほうが良かったと感じたとき

元パートナーと比べてしまうのは良くないことですが、離婚後に何人かと交際してみて結局、「元パートナーとのほうが相性は良かったし、一緒にいて楽しかった」となってしまうこともあります。

そんなとき、「もう、あの頃には戻れない」という気持ちが、前のパートナーへの感情を募らせてしまい、落ち込んでしまうのです。こういった気持ちが強いほど、離婚したことを後悔し、前向きになれない状態が続く傾向があります。

離婚後に前向きになれる方法


離婚して新しい暮らしをはじめたのに、前向きになれない人は少なくありません。気持ちを整理するためにはどんなことに気をつければ良いのか、押さえておきましょう。

信頼できる友人に話を聞いてもらう

人は自分の頭の中だけでグルグルと考えがちですが、人に話してみることで気持ちの整理がついたり、前向きになれたりすることは意外とよくあります。もし安心して話せる人が周囲にいない場合は、カウンセリングを利用すると良いでしょう。

プライベートで付き合いのない人だからこそ、自分の気持ちをストレートに表現できることもあり、気持ちが軽くなることもあるので、検討してみてくださいね。

元パートナーの悪かったところを紙に書き出す

結婚生活をよく思い出して、元パートナーの悪かったところをすべて紙に書き出してみましょう。それとあわせて、当時の自分の気持ちもすべて書き出してみると良いです。

紙に書き出してみることで気持ちが整理されて、だいぶスッキリしてくるはず。その後、気持ちを書き出した紙は丸めて捨ててしまうと良いです。

前向きになれる人と前向きになれない人の違い


離婚をしても前向きに生きることができる人と、そうでない人がいます。この違いは一体どこにあるのでしょうか?さっそく、見ていきましょう。

前向きになれる人は自己肯定感の高い人

自己肯定感の高い人は、自分の意見や伝えたい本音をしっかり相手に伝えることができるため、思い残すことがありません。

そのため、離婚になったとしても、「学べたことは多かった」とポジティブに捉えて成長し、次にはもっと素敵なパートナーを見つけて結婚する人もたくさんいます。

前向きになれない人は自己肯定感が低い人

自己肯定感が低い人は言いたいことがあったとしても、「こんなことを言ったら嫌われるかもしれない」と思い、言わずに我慢し続ける傾向があります。

そして離婚から何ひとつ学べていないと、次に結婚できたとしても同じような失敗をする可能性が高まりかねないので、注意しなければなりません。

離婚後に前向きになるのをさまたげるNGな言動


離婚したのにいつまでも前向きになれない場合は、あなたの発言や行動に原因があるのかもしれません。そこで、前向きな気持ちをさまたげてしまうNG言動について、確認しておきましょう。

離婚相手にいつまでも執着し続ける

相手がFacebookなどのSNSやTwitterを利用している場合、離婚して離れていても、相手の様子を見ることができてしまいます。相手のことが気になるのはわかりますが、離婚した相手のことを気にしている限り、いつまでも執着してしまって前に進むことができません。

しかも、監視しているような行動が相手にバレてしまった場合には、余計に気味悪がられて嫌われてしまいます。たとえ相手のSNSなどを知っていたとしても、見るのはやめましょう

離婚相手にしつこく連絡する

相手に未練が残っていて復縁を望んでいたとしても、しつこく連絡をするのは相手を困らせるだけで逆効果にしかなりません。離婚をして辛いのはお互い様。

なので、気を紛らわせつつ自分磨きにもつながる、仕事や趣味などに目を向けることをおすすめします。

離婚経験者が前向きになるきっかけになった具体的な事柄


離婚は多くの人が辛いと思うもの。なので、離婚経験者が前向きになるきっかけを知ることで、役立てられることがあります。どんなきっかけで前向きになったのか、具体例を見てみましょう。

悲しく辛い気持ちを無視しないで思う存分泣くことで前向きになれた

悲しい気持ちや辛い気持ちと向き合うのはとても辛いことですが、ネガティブな感情は抑えようと思うほど大きくなります。そのため、泣きたいときには我慢せず、ひたすら泣いてみることで、ストレス解消の効果も期待でき、少しずつ気持ちが前向きになっていくのです。

ネガティブな感情に向き合うことをためらう人は少なくありませんが、その後の人生を前向きに生きるためにも、感情を抑え込まず向き合ってみましょう。

自分磨きのために新しいことにチャレンジしてみたら前向きになれた

ネガティブな感情を吐き出してスッキリしたら、次は新しい趣味やおしゃれなどに取り組んでみてください。ほかにも、以前から興味のある資格などにチャレンジしてみるのも良いでしょう。何かに夢中になることで、離婚相手への未練はいつの間にか消えていることでしょう。

好きなことをしていると、人は外見も輝いてくるものです。自分磨きをして魅力がアップすると、素敵な人と出会えて、新しい恋をはじめられるかもしれません。このように、自分磨きのために新しいことをはじめると、好循環を生み出せるかもしれないので、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

離婚したあとになかなか前向きになれないと、毎日を楽しく過ごせません。そのため、少しでも早く気持ちに区切りをつけることが大切です。むやみに過去のことを気にしたり、相手に執着したりするのを避け、積極的に新しいことをはじめてみましょう。

今回お伝えした内容を参考にして、明るい日々を送ってくださいね!
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