半年ほどで離婚は少数!それでも別れるのが妥当なケースもある

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結婚後、短い期間しかすぎていないなかでの離婚を意味するスピード離婚。平成27年の司法統計では、婚姻期間1年未満の夫婦で件数が約950、そのうち半年未満が約220と、あとの期間も含めた総数に占める割合はかなり低いです。今回は……

  • 結婚して半年など短期間で離婚をする理由で多いもの
  • 半年ほどで離婚をする夫婦の特徴
  • 半年ほどで離婚をするメリット
  • 半年ほどで離婚をするデメリット
  • 半年ほどで離婚を決意した際のするべきこと

について、男女関係の問題をよく知るAnnalieseさんから聞いたお話をもとに解説します。結婚してすぐの離婚について、別れを検討しているなどの理由があって知りたい人は参考にしてみてください。

結婚して半年など短期間で離婚をする理由で多いもの

結婚後、あまり期間がすぎていないにもかかわらず離婚するのはなぜなのか……。ここでは、主なものを4つピックアップしました。

できちゃった婚をした

今では珍しくなくなったできちゃった婚ですが、実際にした人たちの離婚率は高いです。とくに相手のことをよく知らずに結婚した場合は、性格・価値観が合わないなどの問題が生じ、もともとの相手に対する愛情も薄ければ、半年など短期間での離婚にいたりやすいです。

相手が結婚後に豹変した

付き合っているときには、フラれてしまわないようにと猫をかぶっている人がいます。この場合、結婚後に本性を出すケースがあり、ガラリと変わった姿を見たパートナーが愛想を尽かして、離婚にいたることが。結婚前はやさしかった人が、結婚後は暴力を振るったり暴言を吐くようになったりすることもあります。

相手が借金を抱えていた

結婚後、パートナーに借金があるのが発覚して、離婚にいたるケースは多いです。そもそも借金をする人=お金にだらしない人のイメージで嫌だ、借金地獄で苦しむ生活は勘弁、隠し事をされていたのが許せないなど、早いうちに見切りをつける理由はさまざまでしょう。

相手が浮気・不倫をした

長年、結婚生活を送っている夫婦でも、結婚後まだあまり期間が経過していない夫婦でも、パートナーの浮気・不倫が原因の離婚は多いです。半年ほどなど短期間で離婚にいたるケースでは、結婚前から続くパートナー以外の人との関係がバレてのものもあります。

半年ほどで離婚をする夫婦の特徴

先述のスピード離婚にいたる理由を生みやすいのは、どのような人なのでしょうか。リスクが高い人について説明します。

年齢が低い

2人とも20歳未満であるなど夫婦の年齢が若ければ若いほど、離婚率が高いです。

精神的に自立していない状態で結婚すると、家庭を築き維持していくことや、子どもを持つことへの責任を負えず、現実から逃げ出しやすくなります。また、若いうちは低収入であるケースが珍しくなく、経済的に自立できていないと、結婚生活を維持していくのが困難になりやすいです。

計画性がない

将来の生活設計をきちんとしておらず、貯蓄をいっさいしていない、散財するなどの問題があると離婚にいたりやすくなります。また、バレたらどうなるか、後先のことをよく考えないので、衝動的に浮気に走る傾向も。

それから、結婚する気や覚悟もなく、子どもがほしいわけでもないのに望まない妊娠を回避する対策をとらないのも、計画性のなさを物語っています。結果、できちゃっと婚からのスピード離婚につながりやすいです。

同棲を経ていない

相手と結婚前の付き合っている段階で一緒に住んでいないと、相手の外の顔しか知りません。家での内の顔を結婚後に見るようになって、生活態度がだらしない、言動が暴力的など我慢ができない欠点があるのを知り、短期間での離婚にいたることがあります。

半年ほどで離婚をするメリット

意外に思う人もいるかもしれませんが、早いうちに相手との婚姻関係を解消するメリットは少なくありません。ひとつひとつチェックしていきましょう。

やり直しがききやすい

まだ年齢的に若い人であればとくに、再出発しやすいです。もう一度、結婚したいという願望があっても、年齢が高いほど婚活市場では不利になります。

半年ほどでの離婚であれば、歳を重ねずに次の再婚相手探しをはじめることも可能です。そして新たな相手との恋愛は、お互い独身であれば不倫にもなりません。

失うものが少ない

結婚生活が長くなると、車や持ち家など2人の財産が増えていきやすいです。夫婦の財産が多くなっていくことは、失うものが増えることを意味しています。なぜなら、結婚後に相手と築いた財産が増えると、離婚をするときに財産分与をするものが多くなってしまうためです。

決めることが少ない

半年程度など短期間での離婚は、整理しなければいけない問題が長年の結婚生活を送った人に比べて少ないケースが珍しくありません。たとえば、子どもがいない夫婦の場合、親権や養育費などでの争いがありません

早く楽になれる

浮気や不倫、暴力や暴言、借金、家事や育児に協力しないなど、相手と別れたい理由について改善が見られないことは少なくありません。相手が変わる見込みが薄いと判断したら、早いうちに離れるほうが当然、苦痛は少ないです。

半年ほどで離婚をするデメリット

スピード離婚には、いくつかデメリットがあります。以下の問題を受け入れたり、対策できたりするか考えてみましょう。

まわりに話しづらい

家族はもちろん、結婚式に出席してくれた友達などにも離婚のことをいいづらくなるでしょう。

「せっかくお祝いしてもらったのに、半年で離婚なんて……」などと考え、申し訳ない気持ちが強くなり、なかなか話せなくなります。また、「もう別れたの!?」などといわれ呆れられるのではないかと思い、いいづらくなる人もいるでしょう。

次もスピード離婚するのではと思われる

1回目の結婚後に短期間で離婚していると、再婚相手から、「またすぐに離婚してしまうかも」などと思われ、不安にさせてしまいがちです。また、家族や友人、同僚にも同じことのくり返しになるのではと、冷ややかな見方をされる可能性もあります。

手続きが煩わしい

結婚するときには、婚姻届の提出だけでなく住民票、戸籍謄本、運転免許、パスポートなどの各種手続きが発生します。バタバタして疲れた、面倒くさかったと思っている人は多いでしょう。

離婚するときも離婚届の提出をはじめとする、多くの変更手続きを済ませなければいけません。「このあいだ変えたばかりなのにまた……?」と嫌な気持ちになる人もいるでしょう。

お金の問題が生じ得る

離婚後に生活していけなくなる恐れがある人がいるのも、デメリットのひとつです。結婚前から仕事をしていなかった、または結婚を機に仕事を辞めた人などで、パートナーの収入に依存していた場合には、就職するなどして収入源を確保しなければ困窮します

半年ほどで離婚を決意した際のするべきこと

スピード離婚を相手に切り出したけれど拒否されてしまった……。そんなときにするべきなのは、以下の2つのことです。順番にチェックしていきましょう。

調停を申し立てる

夫婦だけの話し合いで離婚の合意にいたらなければ、家庭裁判所に調停の申し立てをすることが可能です。調停委員をあいだに挟み、離婚するかどうかを決め、別れる場合にはどのように進めていけばいいのかを話すことができます

法律事務所に相談する

弁護士は、離婚などの揉め事を取り扱うプロフェッショナルです。半年ほどの結婚生活でも、財産分与や慰謝料といった法律問題はあるもの。そのため、離婚話をスムーズに進めるためには、弁護士のサポートを受けるのが良いでしょう。

なお、法律事務所への相談・依頼は、家庭裁判所に調停の申し立てをおこなう前の段階でもすることが可能です。無料相談に対応しているところも珍しくなく、敷居は高くありません。

まとめ

相手をよく知らないままできちゃった婚をする、自立できていない、借金や不倫、暴力など……。半年など短期間で離婚を迎える夫婦にはよくある理由・特徴があります。

ただ、早期に離婚するのは必ずしも悪いわけではないです。ダメなパートナーのせいで苦痛を感じずに済むようになり、新しいパートナーと出会える可能性も下がりにくいなど、メリットのほうが大きいケースは珍しくありません。

たしかに、離婚に伴う手続きが煩わしい、周囲の反応や評価が気になりがちなどの難点もありますが、それを上回る幸せがあると判断できたら、必要に応じて裁判所や法律事務所の介入による離婚話を進め、相手と別れる道を選ぶのも良いでしょう。

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